TOEFLライティング28点が教える!【入門】内容と解き方

TOEFL ライティング 入門
ねこ

TOEFLライティングってどんな特徴なの?

いぬ

具体的にどう書いていけばいいのかわからない…

まっきー

TOEFLのライティングは慣れないとなかなか難しいですよね。私もはじめは苦労しましたので、そんな悩みにお答えします。

今回も、日本生まれ日本育ち。TOEFLライティング28点、TOEIC4技能満点の私が解説します! 普段TOEFLを指導している中でも話していることを全てお話ししますので、最後まで読んでくださいね。

Contents

TOEFLライティングの2つのタスク

まず、TOEFLライティングには以下の2つの課題があります。

  1. Integrated Task
  2. Independent Task

それぞれ全く違う内容になりますので、それぞれ見ていきましょう。

Integrated Task

先ほどの表にも書いてあった通り、Integrated Taskではリーディングの内容と講義の内容をまとめるというのが課題です。

自分の意見を書くようなエッセイではないため、慣れていない人は難しく感じるかもしれません。

実際私も、はじめのうちはどのように書いたらいいのか悩みました。

しかしこのIntegrated Task、実は構成がかなり固まっているので、中身を知って対策をすれば簡単に感じるようになるはずです(※リスニング力があれば)

長いですが、サンプルがあるとわかりやすいと思いますので、以下公式サイトから引用です。

Direction: Give yourself 20 minutes to plan and write your response. Your response is judged on the quality of the writing and on how well it presents the points in the lecture and their relationship to the reading passage. Typically, an effective response will be 150 to 225 words.
You may view the reading passage while you respond.

Response time: 20 minutes

Question: Summarize the points made in the lecture, being sure to explain how they cast doubt on specific points made in the reading passage.

公式サイトより

リーディングの内容

In an effort to encourage ecologically sustainable forestry practices, an international organization started issuing certifications to wood companies that meet high ecological standards by conserving resources and recycling materials. Companies that receive this certification can attract customers by advertising their products as “ecocertified.” Around the world, many wood companies have adopted new, ecologically friendly practices in order to receive ecocertification. However, it is unlikely that wood companies in the United States will do the same, for several reasons. First, American consumers are exposed to so much advertising that they would not value or even pay attention to the ecocertification label. Because so many mediocre products are labeled “new” or “improved,” American consumers do not place much trust in advertising claims in general.
Second, ecocertified wood will be more expensive than uncertified wood because in order to earn ecocertification, a wood company must pay to have its business examined by a certification agency. This additional cost gets passed on to consumers. American consumers tend to be strongly motivated by price, and therefore they are likely to choose cheaper uncertified wood products. Accordingly, American wood companies will prefer to keep their prices low rather
than obtain ecocertification.
Third, although some people claim that it always makes good business sense for American companies to keep up with the developments in the rest of the world, this argument is not convincing. Pursuing certification would make sense for American wood companies only if they marketed most of their products abroad. But that is not the case—American wood businesses sell most of their products in the United States, catering to a very large customer base that is satisfied with the merchandise

公式サイトより


リスニングの内容

Well, despite what many people say, there’s good reason to think that many American wood companies will eventually seek ecocertification for their wood products. First off, consumers in the United States don’t treat all advertising the same. They distinguish between advertising claims that companies make about their own products and claims made by independent certification agencies. Americans have a lot of confidence in independent consumer agencies. Thus, ecologically minded Americans are likely to react very favorably to wood products ecologically certified by an independent organization with an international reputation for trustworthiness.

Second point—of course it’s true that American consumers care a lot about price—who doesn’t? But studies of how consumers make decisions show that price alone determines consumers’ decisions only when the price of one competing product is much higher or lower than another. When the price difference between two products is small—say, less than five percent, as is the case with certified wood— Americans often do choose on factors other than price. And Americans are becoming increasingly convinced of the value of preserving and protecting the environment.

And third, U.S. wood companies should definitely pay attention to what’s going on in the wood business internationally, not because of foreign consumers, but because of foreign competition. As I just told you, there’s a good chance that many American consumers will be interested in ecocertified products. And guess what, if American companies are slow capturing those customers, you can be sure that foreign companies will soon start crowding into the American market, offering ecocertified wood that domestic companies don’t.

公式サイトより

リーディングとリスニングの内容はかなり長かったと思います!

なので、読む・聞く力がないと難しいですので、スラスラ読めなければまずそちらを頑張りましょう。

Integrated Task の構成詳細

では細かくIntegrated Taskの構成を見てみましょう。

大きく分けて、リーディング、リスニング、ライティングの3つのパートがあります。

Integrated Task(統合型)という問題だけあって、リーディングもリスニングも使う問題になっています。

ここで大事なことは「レクチャーのポイントをまとめる」というのが課題だことです。(上のサンプル問題でもSummarize the points made in the lectureと書いてあります)

そのため、リスニングではできる限り聞き逃さないように聞き取り、それを中心にエッセイを組み立てる必要があります。

書いている最中にリーディングの文章は再度表示されるので、たくさん書きたくなりますが、リーディングからは最低限の情報にします。

時間配分

では実際にIntegrated Taskのエッセイを書く時には、どのような時間配分で書けばいいのでしょうか?

それはこちらを参考にしてください。

構成プランニング(1~2分)

Integrated Taskでは、構成をプランする時間はそこまで必要ないかもしれません。

メモをした内容を読み直して、後で読めなくなりそうなところをキレイに書き直して置いたり、書けなかったけど覚えていることをつけ足しておくといいでしょう

あまり聞き取れたことがない場合にはプランニングすることもないはずですので、早めに書き始めてしまいましょう。

エッセイを書く(15分)

当たり前ですが、ここに一番時間を割きたいところです。

あとで段落の構成の仕方はお話ししますが、全部で4段落書くことになります。

最後まで書けないと大幅にスコアダウンは間違いないので、この時間内で書き終えるようにしましょう

また、最後の見直しの時間も必ず取りたいですので、時間いっぱいまでは書かないことを目標にしましょう

もちろん、最後まで書き終えていない場合には、見直しの時間は諦めて最後まで時間を使ってください。

見直し(2~3分)

最後の1~2分はとても大切な見直しです。

間違うことなく書ける受験者はほぼいないと思いますので、必ず自分の間違いを直せるようにしましょう。

スペルミスを直すのはもちろんですが、主語+動詞のセットが各センテンスにあるかどうかは必ず確認してください

必死に書いていると、長い名詞のカタマリだけあって、動詞がない文を書いてしまう人もいます。

そのように致命的なミスがあると、文法のミスとして減点されることはもちろんですが、何より話の流れがわからなくなってしまうこともあります。

そのため、できる限りこの見直しのために時間を残し、大きなミスがないかは必ず確認してください。

まっきー

私自身、TOEFL28点を取ったときでも一つのセンテンスに主語+動詞がないことに最後に気が付いて、焦って直しました。皆さんも気を付けるようにしてください!

エッセイの構成

では最後に、エッセイはどのように構成していったらいいのかお話ししましょう。

Integrated Taskでは、リーディングとリスニングの内容をまとめるという課題ですし、それらの構成もほとんど決まっています。また、Readingの内容に対して、Listeningのレクチャーでは反論するというのがほぼお決まりのパターンです。

そのため、以下の構成を参考にしてみてください。

イントロ
Reading詳細1+Listening反論①
Reading詳細2+Listening反論②
Reading詳細3+Listening反論③

パラグラフライティングなど難しいことはあまり考えなくても、この構成に従って書いてもらえれば全く問題ありません。

そのため、慣れてしまえばとにかく書くのみです!

また、構成が決まっているからこそ、使う英語も限られてテンプレート化できます。

テンプレートが欲しいという方はぜひ下からご覧ください。

Independent Taskとは?

ここでご紹介するのは2023年7月の改定前の情報です。改定後の情報は今後アップデート予定です

Independent Taskは、TOEFLライティングの2問目になります。

1問目のIntegrated Taskとは違って、とてもシンプルな構成です。

問題文を見てみましょう。

Directions: Read the question below. Give yourself 30 minutes to plan, write, and revise your essay. Typically, an effective response will contain a minimum of 300 words.
Reading Time: 30 minutes
Question: Do you agree or disagree with the following statement?
“Television advertising directed toward young children (aged two to five) should not be allowed.”
Use specific reasons and examples to support your answer.

公式サイトより

一言で言えば、○○という主張に賛成か反対か、300文字以上でまとめなさい」というだけのシンプルな指示です。

ただし、シンプルだからこそ自分で構成や時間配分を決めないといけないので、注意しましょう!

※ ちなみに文字数に関しては、高得点を狙うなら300字以上書くべきです。

その理由を知りたい方はこちらをご覧ください。

Independent Taskの時間配分

Independentタスクでも同じように、プランニング、書く、見直すの3つを行います。

時間配分は以下の通りです。

構成プランニング(2~3分)

こちらのタスクでは、構成のプランニングは特に大切にしてください

構成がしっかり決まっていないと、英語がうまくても意味不明なエッセイになってしまいます。

意味がわからない構成というのは、単に文法ミスがあるだけよりも大きなミスになりますので、気を付けてください。

そのため、本当に何も浮かばなくて時間が必要であれば、もう少し時間をとっても構いません。

それくらいプランニングは大切だと思ってください。

エッセイを書く(25分)

構成がしっかり作られていれば、ここでは書くだけです。とてもシンプルですね。

迷わずに、止まらずに書けるくらい、プランニングをしっかりとしておきましょう

Independent Taskでも、ある程度いつものテンプレート的な型は決めておいた方がいいです。

パラグラフライティングをよく知らない人や、テンプレートを知りたいという方はぜひ以下の記事を読んでみてください。

見直し(2~3分)

最後の見直しは、Integrated Taskで書いたのと同じです。

スペルミスや、主語+動詞が正しいかチェックしましょう

また、Independentでは300字から、長い人では400字以上書く人もいます。

長いエッセイになりますので、その分見直しの時間も長くなりますので注意してください

まとめ

今回はTOEFLライティングの内容と解き方をまとめました。

ですが、内容と解き方がわかっただけでは高スコアは出ませんので、しっかり練習してくださいね!

また、これとは別に採点基準もわかっていると勉強もしやすいですので、ぜひ以下も参考にしてみてください。

ねこ

何となくわかったけど、一人でやれる自信がない…

まっきー

そうですよね!そういう方はぜひ、私の英語コーチングにお越しください!

特にTOEFLのライティング・スピーキングは一人で勉強することが難しいセクションです。

何人もTOEFLの指導をしてきましたが、やはり自己流で勉強しているとかなり遠回りしてしまっているのをよく見ます。

しかし、今流行っている英語コーチングを使えば、最短距離でTOEFLのスコアを伸ばすことができます

ですが英語コーチングは、効果が高いだけにとても人気で、何よりとても高額なサービスです。

ですが、今話題の英語コーチングを大手スクールの半額で受けられてしまうチャンスがあります

しかも英語指導のクオリティは大手よりも高い自信があります。

遠回りをするのはもったいないですので、最短でTOEFLのスコアを伸ばしたい方はぜひ以下をご覧ください!

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

Contents