TOEIC SWの対策方法はこれでOK【満点講師が解説!】

皆さんこんにちは。Makieigoスクールの西牧です。今回の記事では、TOEIC Speaking&Writingテストの対策方法について詳しく解説します。スコアを上げるために必要な対策方法を提供しますので、最後までご覧ください。

まっきー

この記事はTOEIC4技能満点の私が書いています!
添削1回でTOEIC Speaking50点アップさせるTOEIC SWを知り尽くした専門家です。
是非最後まで安心してご覧ください。

Contents

TOEIC SWとは?

TOEIC SW(TOEIC® Speaking & Writing test)とは、ビジネスにおけるコミュニケーション能力を測るテストです。

一般的にTOEICと言われているものはTOEIC Listening & Readingの方ですので、それの話す書くのバージョンです。
TOEIC LRだけでは英語の総合的な力は測れませんが、SWも受けることで、4技能全て測ることができるようになります。

TOEIC SWの問題形式

対策の話に入る前に、問題形式についてもざっとお話ししておきましょう。

Speaking

スピーキングの問題は全部で5つのセクションに分かれています

  • 音読問題
  • 写真描写問題
  • 応答問題
  • 情報に基づく応答問題
  • 意見を述べる問題

それぞれの問題はとても短く、合計時間で20分程度です。

Writing

ライティングはたったの3セクションです。

  • 写真描写問題
  • メール作成問題
  • 意見を記述する問題

3つのセクションしかありませんが、メールの作成と意見を記述する問題がとても時間がかかりますので、ライティングセクションだけで50分程度かかります。

ここでは問題内容については詳しく話しできませんので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

TOEIC Speaking&Writingの特徴

TOEIC SWはパソコンでの受験になります。そのため、スピーキングのテストと言うと面接を思い浮かべる人が多いと思いますが、面接とは大きく異なります。パソコン受験ということで、対策を立てる上で知っておくべき特徴がありますのでご紹介します。

レコーディング

スピーキングはパソコンが相手ですのでレコーディングになります。そのため、話し相手の代わりに画面を見ながら、一人で黙々と話します。

また、ヘッドセットをつけて受験することになります。周りの受験者も同じように受験しますので、かなり周りの声や音は気になるでしょう。

このように「スピーキング」のテストではありますが、実際のコミュニケーションの場面とは大きく異なり、どちらかと言うと留守番電話を残すようなイメージです。

慣れてしまえば全く問題ありませんが、初受験の方やレコーディングに慣れていない方は、少々話しづらく感じると思います。

時間制限

スピーキングもライティングも、どちらも時間制限があります。もちろん他の面接のテストでもある程度時間は制限されていますが、多少伸びてしまうぐらいでしたら、試験官が許してくれることも多いでしょう。

しかしTOEIC SWでは、録音時間が過ぎてしまうと自動的に録音されなくなります。そのため、「あと少し言いたいことがあった」とか「少しだけまとめの時間がなかった」「時間があれば訂正したかった」などなど、通常の面接試験なら許されそうなことが、絶対に許されません。

また、スピーキングの方では最長でも回答時間が1分間しかありません。実際に受けてもらうと分かりますが、カウントダウンが始まるとかなり緊張します。

まっきー

私も時間制限のカウントダウンがあると、いつも通りのパフォーマンスが出しづらいです。
普通の会話だったらもう少し話せるのに、といつも悔しい思いをしますので、事前にカウントダウンに慣れておくようにしています

タイピング

パソコンでの受験なので、ライティングはもちろんタイピングになります。

日本語でしたら書くよりもタイピングの方が早い人が多いかもしれませんが、慣れていない人は英語は少し難しく感じるはずです。

特に、WLXVなどのアルファベットは日本語ではほとんど使わないはずです。あとは日本語とは違う順番でキーを押すことになります。

日本語でタイピングができる人はすぐに慣れると思いますが、少しの練習が必要でしょう。

まっきー

私も初めのうちは英語のタイピングの練習をしていました。速ければ速いほど有利です。

TOEIC SWの採点基準

対策には必須の採点基準も少しだけお話しします。採点基準を全く知らずに対策を立てても意味ないですので、とても重要な要素です。

多少の文法ミスはOK

スピーキングは特に、多少の英語のミスは問題ありません。ミスがあったら減点、というようなスタイルではなく、Delivery(流暢さ)、Language Use(表現力)、Development(展開)などの項目で採点がされます。表現力については、採点項目の一つではあるものの、その項目でさえも多少のミスでは減点されません。

万が一ミスが連発して表現力で減点されたとしても、他の項目で高得点であれば意外といいスコアが出ます。

そのため多少の文法のミスや表現力の低さは気にしないで、とにかく話すようにしてください。

150点までは話し続けることが大切

特に150点ぐらいまでを目指す人は、話し続けることができれば目標達成できてしまいます。その理由は、150点くらいを目指す中・上級者の方が一番課題とする意見問題ですが、こちらは話し続ければ何とか150点までのスコアは取れるからです。

もちろんその他で大きく失敗してはいけませんが、そこが取れれば他の問題でもある程度の高得点が取れるため、150点くらいが狙えてきます。

細かい採点基準に関しては私のセミナーにてお話をしていますので、興味がある方はご覧ください。

TOEIC Speakingの対策方法

それではここからは具体的な対策方法についてお話ししていきます。ここでは、スピーキングの対策方法として4つご紹介します。

音読

まず最も大切なのは音読です。TOEICスピーキングに限らず、英語学習のすべての基本と言えるでしょう。

音読をすれば一番初めの音読問題には直接的に効果があります。音読をする問題なのでここは当たり前と言えるでしょう。

もちろん他の写真描写問題や意見問題など、全ての問題にも効果はあります。音読することでスラスラと口が回るようになりますし、音読している単語や表現は頭の中で活性化していきます。頭の中で単語や表現が活性化していると、話したい時にスラスラと出てくるようになります。

また、後でもお話ししていきますが、音読をすることで新しい表現も覚えることができます。覚えると同時に発音も練習できますので、スピーキングの練習には最も効果があるものです。迷ったら是非音読をしてみてください。

表現力アップ

次に大切なのは表現力アップです。言いたいことがあってもそれを表現するだけの英語力がなければ、もちろん話すことはできません。そのため様々な表現を覚えることはとても重要です。

ここで特に気をつけていただきたいのは、新しく単語を覚えるのではなく、知っている単語を使えるように意識することです。

特にTOEICで600点ぐらい取れている方は、既に知っている単語で様々なことが言えます。新しく単語を覚えることが必要ないということに加えて、新しく覚えた単語はなかなかスラスラ出てきません。

そのため最も大切なのは、先ほど述べたような音読などを通して、知っている単語や表現を使える表現にすることです。もしくは、ピンポイントで単語が出てこなくても、その単語を他の単語で言い換えたり説明することができるような力がとても大切です。

ひとり言英会話

もう一つ対策としてできるのが、独り言英会話です。

独り言英会話というのは、その名の通り相手がいない中で一人で英語を話すということです。

スピーチングの練習と言うと、練習相手が必要だと考える方が多いですが、実は1人で話していてもスピーキングの練習にはなります。むしろ1人で練習していれば、練習中は常に自分のアウトプットの時間なので、むしろ効率的には良いとも言えます。

特にTOEICスピーキングはレコーディングの試験になりますので、英会話をしているというよりも、独り言を話しているような感覚に近いです。そのためTOEICスピーキングの対策としては、独り言英会話が特に効果的です。

まっきー

一人だと話すトピックがなくなってしまうことが多いですが、そういう場合は是非私のYouTubeを使ってください。写真描写や意見問題の形式でずっと話し続けることができるはずです!

問題慣れ

最後に非常に重要なのは問題慣れです。

まず、レコーディングのテストのため、一人で時間制限いっぱい話し続ける必要があります。はじめのうちは時間の感覚がわからず、回答時間が余ってしまったり、逆に回答時間内に終わらなかったりすることがあるでしょう。

そのため時間の感覚になれるためにも問題に慣れておくことが必要です。

また写真描写問題などでは、「背景には(In the background)」などの写真描写特有の表現が必要です。また応答問題や写真に基づく応答問題では比較的同じようなパターンの問題が出てきます。

そのため問題に慣れてしまえば同じようなパターンで解くことも可能です。

まっきー

もしよろしければ私がYouTubeにも模擬試験をアップしていますので、問題慣れに使ってください!

TOEIC Writingの対策方法

それでは次にライティングの対策方法についてお話ししていきます。

タイピング練習

英語力とは直接的には関係ありませんが、タイピングの速度がとても重要です。

最初の写真描写問題は比較的時間がたっぷりありますが、メール作成問題、そして意見を記述する問題に関しては時間が限られています。意見問題に関しては30分間もあるものの、書き始めているとあっという間です。

そしてタイピングは遅いと時間を無駄に使ってしまいますので、早い方がいいのは明らかです。

社会人などで日々キーボードを使っている人は、日本語はかなり早く打てると思います。そのような場合でも、英語になると遅い可能性は高いですので、ぜひ練習してみてください。

私のおすすめはE-Typingというサイトです。

https://www.e-typing.ne.jp/english/

このサイトでは様々な方法で英語のタイピングの練習ができます.

特におすすめなのはテストがあるため、自分の成長がわかることです。

タイピングの練習をしたことがない人は、初めのうちはすぐにレベルが上がりますので、ぜひ練習してみてください。

まっきー

私のような負けず嫌いだと、ムキになってやってしまいます。結果として楽しく練習できますので是非やってみてください。ちなみに私はレベルはスコア253のA+という評価でした。比較的早い方だと思いますがここまでやらなくても大丈夫です。

表現力アップ

次に大切なのは表現力アップです。

ライティングも時間が限られていますので、基本的にはスラスラと使える簡単な表現をたくさん覚えておく必要があります。作文のほとんどがそのような状態だと最高です。

覚えている表現をそのまま使えば早く書けることはもちろん、ミスも減らすことができます。

特にメール問題では、メール作成でよく使う表現があります。メールの書き始めは締めなどはほとんどいつも同じです。また、問題内容的にも、質問をしたりリクエストをしたり、似た内容が多いです。

そのため特にメールでよく使う表現などは覚えておきましょう。

ブレインストーミング

次にブレインストーミングをとても大切です。

ブレインストーミングとは簡単に言えばアイディア出しです。特に最後の意見問題では、お題に対する自分の意見と例を書かなければいけません。あまり考えたことがないトピックだと、そもそも理由を考えるのに時間がかかり、書く時間がなくなってしまうこともあります。思ってもいないことを書いていても問題はありませんが、そうすると自分の意見がブレたり、話がそれてしまったりします。

逆に言えば、出てくるトピックは無限にあるわけではありませんので、事前に考えておけばスラスラと書けます。

事前に意見を考えると言っても時間がかかってしまうかもしれません。

一人で考えていると意見が偏ってしまいますので、他の人に意見を聞いてみるのもいいですが、よろしければ私のYouTubeの模範回答をご覧ください。

まっきー

他にもChatGPTなどを使っても様々な意見を得ることができるのでおすすめです。

問題慣れ

最後はスピーキングと同じですが、問題慣れもとても大切です。

例えば、写真描写問題では、指定された単語を必ず使って作文をする必要があります。接続詞などを使う時には特に、写真に合わせて使うのが難しかったりします。そのような時の対応法もある程度慣れておかなければいけません。

またメール作成問題では、簡単なメールを読みそれに返信しなければいけません。メールの内容は難しいものではないですが、慣れていた方が早く読めるのは間違いありません。

最後に意見問題も、エッセイの構造は常に変わりません。そのため慣れているとそのようなところに意識を向けずに書くことができます。

どの問題も何度も練習して慣れておくようにしましょう。

TOEIC SW対策にオススメの教材

それでは最後におすすめの教材をいくつか紹介します。

書籍

公式TOEIC Speaking & Writing ワークブック

まずおすすめなのはこちらの公式ワークブックです。

何より公式なので信頼がありますので、とりあえず買っておいて損はないと思います。答え方のコツなども書いてありますのでおすすめです。

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