TOEFLスピーキング28点取った解き方:4つのコツ(初~上級まで)
TOEFLスピーキングのスコアが上がらない!
どうやったらスコアが上がるか全然わからない…
そうですね、TOEFLのスピーキングはなかなかコツがつかみづらいと思います。 そこで今回は、TOEFL Speaking28点を取った私が解き方のコツを伝授します!
日本生まれ・日本育ちの私でもできたので、ぜひ最後まで読んでください。
TOEFLスピーキングが難しい原因
受けた人ならわかると思いますが、やはり難しい一番の理由は、会話ではなくレコーディングということでしょう。そもそもスピーキングが苦手な日本人ですから、それに加えてテスト形式にも変な特徴があると、とても難しく感じますね。
テスト形式も含め、解決策を考える前にTOEFLスピーキングが難しい原因を考えてみましょう。
私も慣れるまではしばらく実力がスコアに反映しない時期が続いて辛かったです…
(もしTOEFLスピーキングを受けたことがなくて、内容を知りたいという方はこちらへ)
時間制限がある
レコーディングするという特徴があるため、時間制限があるのが難しい原因の一つです。
他のテストで例えば英検なら、「1分程度で話せ」のような指示は出ますが、多少伸びても問題ありませんし、時計を見ながら自分で時間を測ることはしません。
しかしTOEFLでは時間が決まっており、時間内にまとめられるように自分で調整しないといけません。
このような状況では、日本語で話していても慣れないとうまく話せません。
例えば「リスクを取って新しい経験をするのと、リスクを取らずに無難に生きるの、どちらがいいですか?45秒で話しなさい。はい、スタート!」と突然聞かれて、日本語でもうまく時間通りに応えられますか?
結構難しいですよね。
しかも時間内に応えるというプレッシャーから、早口になってしまったり余計な文法のミスをしてしまったりもします。
リスニング&リーディング能力も必要
TOEFLスピーキングはPart1を除いては、実はIntegrated Taskということで、スピーキング以外のスキルも試されています。
Part3が個人的には一番やっかいで、ある程度専門的な文章を読み、聞き、それを話してまとめるという高度な問題です。
そもそも単語が難しくて何を言っているかわからない人もいますし、聞き取れたとしてもどう表現していいかも難しいです。内容は聞き取れたけど単語まではメモできなかったら、どのような単語で表現したらいいかも悩みます。
このように、単に話すだけではないためTOEFLのスピーキングは難しいのです。
スピーキングの力があっても読む・聞くが弱いとスコアが上がりませんので気を付けましょう
アイディアが出てこない
Part1はオープンクエスチョンなので、自分で意見を考えなくてはいけません。そしてこの考える時間もとても短く、なんと15秒しかありません。
あまり馴染みがないトピックだと、頑張ってひねり出した理由が、よく考えるとほぼ同じだった…なんてこともあります。
もちろん、話している最中に同じことを繰り返していることがわかったら、後から修正する時間はありません。15秒しかないので詳細は考えられませんが、最低でもアイディアと話の大枠を考えておく必要があります。
慣れていないとここに苦しむ受験者は多いです。
そもそもスピーキング力が足りない
最後に当たり前ではありますが、大事なことです。
スピーキングの力がそもそも足りなければ、いくら対策をしたところでスコアは上がりません。特にTOEFLは、小手先の技術で何とかなる試験ではありません。
地道にスピーキングの力を上げるしかないので、多くは話しませんが、しっかりと実力を上げましょう。
(今後、別記事にスピーキングの学習方法をアップします!)
TOEFLスピーキング解答のコツ
【最重要】英語ではなく内容に全力を!
これから3つコツをお話ししますが、その中でももっとも大切なのがこれです。
とにかく内容に全力を出してください。
これはTOEFLだけでなく通常の英会話でも言えることですが、日本人は文法や正しい単語などを気にしすぎて、逆に伝わる英語が話せていません。
例えば、次の2つではどちらの方がわかりやすいでしょうか?
A: わたしは… あの… まっきー… と…申します。 あの… どうぞ… よろしくお願いいたします。
B: あたし、まっきー! よろしく!
書くと伝わりづらいかもしれませんが、Aはある程度正しい文法でレベルの高い語彙が使えています。しかし、これだけ間が空いて話されると、上手には聞こえないと思います。それにこのように話続けられると、何を言いたいのかわからなくなってきてしまいます。
それに比べてBの方は、もう少し丁寧に話してもいい気がしますし、日本語的に上手には感じません。しかし素晴らしいのは、メッセージがダイレクトに伝わってくることです。
ここが大事なんです!TOEFLでは「英語がうまいか」は採点基準のひとつでしかありません。
それより大事なのが、ちゃんと自分の主張が一貫して展開されているかや、うまく内容をまとめられているかです。
そのため、ただの1つの採点基準である英語の正しさだけに注意を向けず、とにかく内容を気にして話しましょう。
文法や語彙を気にしない!
いまお話しした、内容に全力を傾けるために一番大事なのが、文法や語彙を気にしないで話すということです。
よく見るのが、せっかくいいアイディアもメモにまとまっているし、リスニングもしっかりと聞き取れてメモまで取れているのに、それを言えないということです。
そしてなぜ時間が無くなってしまうのかというと、「なんて言ったらいいだろう?」とか「間違えたから言い直そう」などときれいな英語にこだわりすぎてしまっているのです。
正しい表現を探しているうちに「え~」とか言ってしまうと、会話が途切れてしまって流暢さが下がりますし、それに加えて時間が減っていきます。
言い直しているのも同様で、同じことを繰り返すと減点につながりますし、時間も減っていきます。それで正しい英語が話せればまだ良いですが、結局いい表現が出てこない場合は最悪ですので、絶対に避けましょう。
また、考えないと出てこないような語彙はしっかり身についていない証拠です。そのような微妙な表現を使うよりも、考えずに出てくるような身についているThis is, Good, Bad, Haveなど超簡単な表現でいいです。
「確かに英語は下手だけど、これで伝わらないとは言わせないよ?」というくらいの意気込みでガンガン下手な英語を話してしまいましょう!もちろん、25点以上の高得点を狙う場合は、多少の表現力のアピールは必要です。
回答時間を体で覚えて、時間内に終わらせる
ある程度練習が必要ですが、回答時間を感覚的に覚えてしまうことはとても大切です。
例えば指導をしていてよく見かけるのが、最初のイントロの部分に時間を使いすぎてしまって、気が付いたら半分もイントロを話しているということです。
イントロを言い終わって時計を見たらビックリ、なんてことにならないようにしましょう。先ほども話しましたが、TOEFLスピーキングはとにかく内容が大事な試験ですので、いくら英語がうまくても最後まで言えないとダメです。
これはテスト当日に何とかするのは難しいですが、事前に何度も練習をして時間の感覚を身に付けておくようにしましょう。
ブレインストーミングとメモの練習をする
英語の勉強をしたりスピーキングの練習にはとても時間を書けると思いますが、ブレインストーミングとメモの練習をしたことがありますか?
メモ取りに関しては、通訳の人はメモを取るだけの練習もするそうです。それほどメモ取りは英語とは違った技術を必要とするので、練習しないとうまくメモはできません。
しかし多くの受験者は、模試を解く時にだけ練習するだけなので、ほとんど練習ができていないのです。
どのような技能もそうですが、苦手だったら練習してうまくしないといけません。
そして、ある程度のレベルに達するまでは、練習すればするほどうまくなっていきます。
メモ取りの練習は、スピーキングの問題だけではなく、足りなければリスニングの問題を使っても構いません。
また、ブレインストーミングに関してはこちらにまとめましたのでぜひ参考にしてください。
まとめ
今回はTOEFLスピーキングで回答する際のコツをお話ししました。
知っているだけでは意味がありませんので、ぜひしっかりと練習をして身に付けてくださいね!
何となくわかったけど、一人でやれる自信がない… 誰か教えてくれる人はいないかな?
そうですよね!そういう方はぜひ、私のスクールにお越しください!
何人もTOEFLの指導をしてきましたが、やはり自己流で勉強しているとかなり遠回りしてしまっているのをよく見ます。
遠回りをするのはもったいないですので、最短でTOEFLのスコアを伸ばしたい方はぜひ以下をご覧ください!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
コメント