シャドーイングが難しい?上級者でも陥る3つの罠。これだけはやめろ!
シャドーイングってよく聞くけど、難しくてできない!
どうやったらできるようになのか知りたい!
確かにシャドーイングは難しいですよね! 私自身もシャドーイングをしてきましたし、シャドーイングを使ったコーチング指導をたくさんしてきましたので、難しさはよく知っています。 それと同時にどうやったら上手くいくかもよく知っています。 今までに英語コーチングなどで数百人の英語力を上げた方法、そして自分自身でもTOEIC 4点満点、TOEFL 116点まで取ったシャドーイングの方法を解説しますので、参考にしてください!
シャドーイングとは?
まずそもそもですがシャドーイングとは何でしょうか?
詳しくは別の記事で詳細に書いていますので、ここでは概要だけお話しします。
シャドーイングをそもそも知らない人は、まずはこちらをお読みください。
それではシャドーイングの方法ですが、このようなやり方を聞いたことがある人はいませんか?
シャドーイングとは音声を聞いて、そのあとに1秒ほど遅れて発話するトレーニング、とか1~2語遅れて発話するトレーニング、のような方法です。
実はこのやり方は、間違っているとは言いませんが、かなり危ない方法です。(理由は後でお話しします)
正しいシャドーイングの方法とは、「音声を聞き、聞いた瞬間に音声の真似をして発音するトレーニング」です。
ほとんど同じように感じるかもしれませんが、かなり大事なことですので、このやり方は必ず覚えておいてください。
そもそも難しそうなトレーニングではありますが、実際にやってみるとその難しさがすごくよく分かると思います。
私の受講生の中でも、シャドーイングをやったことあるけれども、すぐに諦めた人がたくさんいました!皆さんチャレンジするんですが、失敗してしまうようですね。
それではシャドーイングができない原因を3つお話ししていきましょう。
遅れて発音するな!
まず一番大事なことを話しますが、シャドーイングでは絶対に遅れて発音しようと思ってはいけません。
先ほどのシャドーイングの定義のところでお話ししましたが、シャドーイングは聞いた直後、もしくは聞いた瞬間に発音するようなトレーニングです。
確かに実際には、聞いた直後に発音するため、周りから見ていると1秒ほど遅れてシャドーイングしているように見えるかもしれません。
しかしシャドーイングしている本人の感覚としては聞いた直後に発音していて、結果として1秒ほど遅れているということになります。
わざと遅らせるのと、自然と遅れるのではとても大きな違いがありますので、絶対に遅れて発音しようとしないようにしてください。
え~?結果として遅れてるんだったら、意識なんてどうでも良くない?
いやいや全然違うんですよ!意識を変えるだけでも、よくできるようになることもあります。
ではなぜ遅らせて発音する意識を持ってはいけないのでしょうか?
その理由は、そもそもシャドーイングは遅らせれば遅らせるほど難しくなります。英語を記憶する時間が長くなるからです。
そして、遅れて発音しようとすると必要以上に遅れて発音してしまい、不必要に記憶する時間が長くなり、どんどん言えなくなってしまいます。
基本的には、頭で記憶することなく、聞こえた音をそのまま口に出すというようなイメージです。
何度も言いますが、その結果自然と音声から少しだけ遅れてしまいます。
このように遅らせる意識がなく、自然と遅れてしまうのがシャドーイングの基本です。
文字を見るな!
初めから音声だけだと大変なので、まずはテキストを見ながらやっているんだけど…これでもいいの?
それでできるようになる人もいますので、できるなら OK です! しかしそれでできない人は、文字を見ているから出来ないと言う、失敗の原因になっている可能性もありますよ!
初めは文字を見て練習するという方法もありますが、必ずしもそれが正しいとは限りません。
特にリーディングの方が得意で、文字を見ると音声に意識が向かなくなってしまうような人は注意が必要です。
そのような人が文字を見ながらシャドーイングをしてしまうと、音声を聞いて行うシャドーイングではなくなってしまうことが多いです。
どうなってしまうかと言うと、音声にタイミングは合わせてはいるものの、単純に文字を読んで行う音読になってしまうということです。
そうなってしまうと間違っている発音をしていても自分では気づかず、自分なりの発音でずっと音読を続けてしまいます。
これでは全く意味がありませんので、本当に注意してください!
このような方法で続けていくと、どうしても自分流の発音になってしまうので、ネイティブの音源にはついていけません。
そのため無理やり自己流の早口で言ったり、スクリプトを暗記して言ったりするなど、シャドーイングが形式上はできているとしても、効果がなくなってしまいます。
文字を見てしまうとどうしても自分流の音読になってしまって音源に集中できない人や、音だけで練習した方がうまくいく人は、実は結構います。
そのような場合は、文字を見ずに早速シャドーイングの練習をしてみると意外とうまくいきますので、試してみてください!
私の感覚的には、40%ぐらいの人は初めから音声だけで練習したほうがいいと感じています。 やりやすいほうでいいので、まずはどちらも試してみるといいと思います!
はっきり発音するな!
シャドーイングができない理由として3番目に多いと感じるのが、単語を全てはっきりと発音してしまうということです。
え?単語は全部発音しないといけないんじゃないの?
そんなことない場合が多いですよ。特に音が繋がっている場合や、音の変化が起きている時には単語を一つ一つ全て発音しません。
先ほど書いた「文字を見るな」ということにも繋がっていますが、特に文字を見てしまってシャドーイングをしようとする人は、すべての単語を発音してしまいがちです。
ネイティブの発音よりもはっきり発音してしまうことが多いので、どうしても遅れてしまいます。
音声をしっかり聞いてシャドーイングできている人でも、頭の中で自分の発音に変換してしまうことがあります。
そしてそのような場合は、だいたい音声よりもはっきりと発音してしまいがちです。
例えば「Her」という単語はどのように発音するでしょうか?
ほとんどの人がカタカナで言うと「ハー」と発音すると思っていると思います。
しかし辞書を見てみましょう。
(弱形) (h)ɚ(米国英語), (h)ə; (強形) hˈɚː(英国英語)
https://ejje.weblio.jp/content/her より
Herの発音にはそもそも強形と弱系があり、それに加えて早く読まれている時などは、Hの音が聞こえないことが多いです。
そのためカタカナに直すと「ァ」としか聞こえないようなことがあるのです。
それでも真面目な人ほど「ハー」と発音したくなってしまいます。
ネイティブが「ァ」としか言ってないところで「ハー」何て伸ばして発音していたら、絶対に追いつくわけがありません。
そのためとにかく音声に忠実にシャドーイングをしましょう。
ネイティブの発音が曖昧すぎて自分にははっきり聞こえない場合には、その曖昧な発音が正しいのです! とにかくネイティブを真似して練習しましょう
まとめ
今回はシャドーイングができない3つの理由についてお話ししました。
ほとんどの人がこの三つの原因のどれかで苦しんでいることが多いです。どれか当てはまってないか確認して見てくださいね!
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